『 東洋のモナリザ 』

 18, 2011 14:17
miroku
 

「 何をお考えになっているのだろう 」


国宝や重文の仏像がずらりと並ぶ広い霊宝殿、

その真ん中の長椅子に座り

長い間ずっと、お姿を見ていました。


右足をくみ、

華奢な右手をそっと、優しく微笑んだお顔の右頬に寄せている。

見ていると

なんとなく心が満たされてくる気持ちになる。



昨日、

国宝第1号、東洋のモナリザとも呼ばれる

弥勒菩薩半跏思惟 ( みろくぼさつはんかしゆい )を見に広隆寺へ。

子供の頃

初めて買った記念切手がこの仏像の絵柄でした。



「 やっとお会いできた 」

そんな気持ちになりました。



本堂

嵐電 こうりゅうじ

嵐電太秦広隆寺駅を降りると目の前に南大門 ( 仁王門 )。

広隆寺本堂1

広隆寺本堂

重文・講堂 ( 赤堂 ) の脇を歩いて行くと、本堂。
その奥に霊宝殿がある。
パンフレットによると
弥勒菩薩はお釈迦様にかわってすべての悩み、苦しみを救い正しい道に導く
慈悲の仏さま。
この半跏思惟像は 「 一切衆生をいかにして救おうか 」 と考えているお姿だという。

【 弥勒菩薩半跏思惟像の写真は、パンフレットから 】


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COMMENT 4

Sun
2011.09.18
23:48

ヒロロ #-

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こんばんは。

東洋のモナリザ、、仏像独特のアルカイックスマイルですね。
近寄りがたいような、見透かされているような、でも暖かく包んでくれるような。。
見る者の心を写しだすのでしょうか?

私も機会があったらぜひ本物を見てみたいと思います。 

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Mon
2011.09.19
07:03

nori #iAqHXQpI

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ヒロロ さん、お早うございます。
出張の帰りに寄ってきました。
年に何回かは、京都か奈良に足を伸ばしてお寺巡りしています。
家内はお城好きですが、お寺や仏像はあまり興味がないらしく、
京都や奈良にいく時は、大抵ひとり旅です(笑)。

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Mon
2011.09.19
15:07

弥勒菩薩、アルカイックスマイル。造形の以前に表現の塊が
あったのでしょうか。知恵の究極、個の限界を忘れさせる様。
かつて 高度成長期に在り、天才的感性を以て 円谷作品に命を
吹き込んだ 成田亨。彼がこの 弥勒菩薩からインスパイアされ
名も無き「銀色の巨人」を誕生させた事実は あまりにも有名ですね。
幼い頃 ウルトラマンの最終回を見届けた後、家から飛び出すと
真っ赤に焼けた秋の夕空が、やけに滲んで見えた事、そんな
記憶の片隅に被せてブログ拝見しました。あの日の少年はもうすぐ
ふぃふてぃーず間近です。

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Wed
2011.09.21
19:27

nori #iAqHXQpI

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ギター弾きの虫けら様、こんばんは。

昭和35年8月、暑い夏に大学生がこの弥勒菩薩像の右手薬指を折るという事件がありました。
「弥勒菩薩像が余りに美しく、つい触ってしまった」という話が有名です。
しかし、Wikipediaによると当の学生は直後の取材に対し、
「実物を見た時“これが本物なのか”と感じた。期待外れだった。金箔が貼ってあると聞いていたが、貼っておらず、木目が出ており、埃もたまっていた」
さらに「監視人がいなかったので、いたずら心で触れてしまったが、あの時の心理は今でも説明できない」旨、
述べているのだそうです。
さて、真相はどうなのでしょうか。
私も照明を落としている霊宝館の中で、目を凝らして見てみましたが、
折れた箇所は良く分かりませんでした。
でも、観ていって心が落ちつくのは間違いありません。

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